
FXやバイナリーオプションで、取引を有利に進めるために必要な知識やツールというものがチャートやMT4といったものです。
そして、このチャートやMT4というものを利用するにはインジケーターという各データ分析ツールを使う必要があります。
ここではインジケーターの意味や覚えておきたい専門的用語をご紹介しています。
主に初心者の方に向けたものとなっていますが、FXやバイナリーオプションを始めるにあたっては必須の知識です。
ぜひこれらを覚えて取引の役に立ててもらえればと思います。
インジケーターとは?
まずインジケーターって何?と思う方も多いはずですので、その説明からしていきましょう。
インジケーターは金融商品の値動きを色々な角度から分析し、それを画面上に視覚データとして表示してくれる便利なツールたちのことです。
インジケーターは一種類ではなく何十という種類があります。
一般的によく用いられているもので言えば「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」、また「MACD」といったものが挙げられますね。
そして、これらを複数組み合わせて自分の予測に利用するというのがインジケーターの役割となっています。
インジケーターの意味や用語
それではご紹介した代表的なインジケーターの意味や、そのインジケーターに関係する用語を見ていきます。
まず確実に使うであろうインジケーターが「移動平均線」です。
移動平均線では、設定した期間中においての対象銘柄の値動きをデータとして見られます。
移動平均線には短期・中期・長期の3本のラインがあり、それぞれ期間を設定することが可能です。
この移動平均線はトレンドを見つけることに対して有効で、特に短期のラインが中期と長期のラインをクロスして上がることを「ゴールデンクロス」、その反対を「デッドクロス」と呼びます。
これが見つかるとトレンドが上昇もしくは下降すると予測できますので、もっとも簡単なインジケーターの使い方のひとつです。
そして、移動平均線と合わせて利用したいものがボリンジャーバンドですが、こちらはトレンドが発生したあとにどれくらいの値幅に収まるかを予測するために使うものです。
また、「RSI」というインジケーターもおすすめですが、こちらは相場における「買われすぎ」「売られすぎ」を見つけるのに有効となっています。
だいたいRSI値が70で相場が下降、20で上昇といったイメージですので、ビギナーにも分かりやすいのではないでしょうか。
こうしたインジケーターは数も多く、それぞれに特徴がありますので、ぜひ自分に合ったものを見つけてみてください。
ぴったりとハマるものがあれば、取引の成績もきっとアップすると思いますよ。